劇団四季『恋におちたシェイクスピア』でファイト・ディレクターを務めさせていただきました。

劇団四季『恋におちたシェイクスピア』でファイト・ディレクターを務めさせていただきました。

劇団四季さんの『恋におちたシェイクスピア』にて、ファイト・ディレクターを務めさせていただきました。

こんなことを担当しました!

当時のテクニックを使った決闘シーンの振付と演出

 ウィリアムシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』にはいくつかの決闘シーンがありますが、『恋におちたシェイクスピア』でも決闘シーンが出てきます。
 私はファイト・ディレクターとしてすべての闘いを担当したわけですが、私なりの工夫として、当時の剣術のテクニックをそのまま使った振付を考案しました。実は『ロミオとジュリエット』には当時の剣術に関する記載があって、それらを読み解くことで当時の決闘を再現できるようになっているのですが、これまでの日本にない新しい『ロミオとジュリエット』を作るべく、積極的に取り組ませていただきました。

衣裳・所作の指導

 『恋におちたシェイクスピア』には2つの着こなしがあって、ひとつは『ロミオとジュリエット』の時代の着こなし、もうひとつは『恋におちたシェイクスピア』の時代の着こなしです。劇団四季さんの公演は多くの人が見ますし、参考にする関係者もいらっしゃると思いましたので、インターネットで検索すると出てくる資料をコピーしたような公演ではなく、当時の人々の生活がイキイキと描かれる公演にすべく、当時のオシャレについてお話させていただきました。

稽古前ワークショップ

 海外の作品では本稽古がスタートする前に専門的な技術を身につける期間が設けられることがあります。例えば、軍隊のお話を演じるキャストたちが実際に軍に入隊して一定の期間を生活するといったものです。
 『恋におちたシェイクスピア』にはレイピアやダガーといったヨーロッパの刀剣が登場しますが、日本の俳優さんはそれらを使ったことがありませんので、本稽古が始まる前にワークショップを開講させていただきました。
 ヨーロッパの刀剣は日本の刀剣とは異なる筋肉を使うので、俳優さんの疲労の軽減やケガの予防にはこういったワークショップが非常に効果的です。

公演記録

  1. 東京公演
    2018年6月22日 ~ 8月26日
    自由劇場
  2. 京都公演
    2018年9月7日 ~ 9月30日
    京都劇場

  3. 東京公演(再演)
    2018年10月12日 ~ 11月25日
    自由劇場

  4. 福岡公演
    2018年12月23日 ~ 2019年1月6日
    キャナルシティ劇場

スタッフ

原作映画脚本 : マーク・ノーマン トム・ストッパード
台本:リー・ホール
翻訳:松岡和子

演出:青木豪
作曲・指揮・音楽監督:笠松泰洋

美術デザイン:高橋知子
衣裳デザイン: レッラ・ディアッツ
照明デザイン:門脇寿志
ファイト・ディレクター:新美智士
振付・ステージング:脇坂真人

演出助手:荒木美保